小高莫大小工業株式会社

先週末、全国の繊維組合青年部の総会が行われました。
ここ2年ほど活動らしい活動がされていなかったらしく今年から一転、再度気持ちを新たに
ネットワークの再構築をしていこうという事でした。

冒頭、業界の重鎮からの挨拶があり、その中で繊維業界の厳しい状況が切々と語られました。
「しかし！進んでいかなくてはいけない！！」

来年新たな形での展示会の開催の意義や目的を熱く語る長老方に
なえそうな気持ちを持っていた方々は奮い立たされたのではないかと思います。

福島、東京、大阪、和歌山、富山（今回出席者なし）とこの組織があるようですが見渡しても・・・
各地の後継者問題が浮き彫りになっているような気がします。

新しいネットワーク作りとは？
これはITなくして、これからの次代はないでしょう。
前々から私は「IT」という言い方はあまりにも薄っぺらで好きではありません。
なんだかまやかしのようで「IT」と言えばなんでも解決するかのようなイメージ。

でも、何千万円もかけて展示会やるなら
会員制の繊維製造業マッチングポータルサイトでも作ればいいでは？
組合のホームページを少し改良するだけでも大夫違うとは思うのですが・・・
http://www.tkf.or.jp/list/index.html
そこに組合の新たな役割も生まれてくるのではないでしょうか？

今やインターネットやシステムを利用することはほぼ当たり前と言うか前提の話です。
そこにコストがかかるだの面倒だなど・・・
展示会やったらいくらかかるんですか？人一人入れたらいくらかかるんですか？

そう考えれば、利用することで軽減されることは、まだまだ山ほどあります。
展示会などは意義はあるとは思うのですがやり方をもう少し考えなければいけないのでは？
どうしても世間で言う「箱物」的イメージが拭えません。

やはり21世紀型のものづくりには体に汗をかくことは当たり前ですが
頭と心にも汗をかかなくては！

本当に商売難しい時代です。
「1+1＝2 もしくは3 いやいや4 ・・・」の時代から
連立方程式「（1+2）×4÷5・・・」になってます。

「新たな枠組みでの製造側ネットワーク」 私は急務に思えます。



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