ブログ個人トップ | 小高莫大小工業代表取締役社長小高集

2011年02月01日(火)更新

第４９期新年を迎えて

昨日で決算棚卸しを無事に終え、本日弊社としては改めて新年を迎えると言うことになります。

第４９期が本日よりスタートします。

弊社の場合在庫商売なのでどうしても決算の結果は直ぐには出ません。

特にここ数年は、トントン。

いわゆる黒字か赤字かどちらにころんでもおかしくないような状況が続いています。

昨期についてもその状況は変わらないでしょう。

生地布リブ

２００５年に代表になってから早６年目を迎えるわけですが

未だコレと言って結果を出しているわけではありません。

生地布リブ

コレというものを探し求めて闇雲にやってきた感もありますが

今の日本の閉塞感には、闇雲であっても早く処方箋を見つけることが先決でしょう。

生地布リブ

どちらにしてもこの日本において今後どの商売でも、今まで通りでは

生き残っていくことは非常に厳しいでしょう。

種をまくことだけは今期も忘れず、広い視野を持って進んでいきます。

今期もご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

▼atelier Fiore －アトリエ・フィオーレ－

ワッペンムカラ刺繍など手作り役立つ手芸用品やオリジナルの布を販売!【アトリエフィオーレ】

▼生地やリブニットを1ｍ単位で販売！

▼リブニットを１枚から販売！

リブニット生地ニット生地布を1枚単位で販売するリブ専門ネット通販ショップ【めりやす屋】

▼布ぞうりから生まれためりやす草履

▼ＴＳＵＤＯＩＳＭ－ツドイズム－

▼私たちの布生業（なりわい）

▼布や生地でつながるニットワーク！

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2010年06月21日(月)更新

さらなる進化を目の当たりにした中国視察

花都、深センと３日間で計１４社を視察するかなりハードな日程でしたが

今回も中国の変貌を体感する場面に何度も触れることが出来ました｡

また、関満博教授が以前より話されていた伝説的キーマンとも出会うことができ

そう言った意味でも今回も非常に情報収集には大いに収穫があった視察でした。

生地布リブ

ちょうど日本でもホンダやトヨタなどの工場でのストライキが報じられているかも知れません

そんな雇用・賃金の問題がまさに発生している中、日系、ローカルの経営者に

この問題を聞くチャンスがあったことも一つ『新たな中国』『これからの中国』を

見極める大きな物差しとなりました。

生地布リブ

さらに合流した新たなりそな総研マスターコースのメンバーとも交流がもて

国内での新たな同志との出会いもとてもありがたいことでした｡

生地布リブ

詳しいお話しは追々ご紹介していきます｡

▼布ぞうりから生まれためりやす草履

▼朝市工房福ふく

▼伝説のポロシャツプロジェクト

生地布ニット生地のGIZA45を使用した伝説のポロシャツ！ポロ衿だけを６０年創り続けるポロ衿屋のこだわり

▼ＴＳＵＤＯＩＳＭ－ツドイズム－

▼ＢＵＫＯＴＳＵ－武骨－

森ガール手作り手芸ムカラ刺繍 BUKOTSU iPhoneケースデジカメケース生地布リブ

▼atelier Fiore －アトリエ・フィオーレ－

▼プロが使用する布を1ｍ単位で販売！

▼オリジナルのポロ衿やリブを販売！

▼自称日本一小さな染色工場！

▼GIZA45などの次世代クオリティーニット生地

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2010年06月15日(火)更新

アジア人として

※本日より出張のため明日から２０日までは、お休みさせていただきます

生地布リブ

日本やりましたねぇ～ 初戦で勝ち点３は、予選突破へ大きな一歩です｡

私のような素人は、最近の試合を見てややあきらめムード気味だったのですが

昨晩の勇姿に久々に鳥肌立たせていただきました。

さて、本日午後より中国出張に行って参ります。

今回は、広州、花都付近の劇的に変化している中国の物流拠点を見て感じてくる予定です｡

ただの視察ではありません。中国に年間９０日以上は滞在するという

一橋大学の関満博教授とも途中合流し、普通では見ること感じるコトの出来ない

本当の現場を見ることが出来る予定になっています｡

私は､業界における海外の現場を見ることはもちろん必要ですが自動車や金属加工など

今、中国で最も先端を行く業種の現場を見ることは、非常にこれからの我々製造業には

必要だと思っています｡

日本の中が国内では無い！

ＡＳＥＡＮ全てが国内！

中国だろうがシンガポールだろうが九州だろうが、飛行機に乗る時間だけが

多少違うだけで国内という意識。

つまりアジア人という意識がこれからの我々中小零細製造業の経営者であっても

いやだからこそ必要だと思っています｡

一つだけ勘違いして頂きたくないのは、現時点では生産現場を海外へ持って行くとか

海外への販売などは一切考えておりません｡

ただ選択肢として常に意識することは、必要だと思っています｡

このような意識が、逆に日本で現場を守っていくことに役に立つはずです｡

生地布リブ

今年は、戻ってきてくれたかと思っていましたが、昨日のみの飛来。

時期的に行っても迷いツバメかもしれません。

さて、オランダ戦は、香港でスポーツバーでも探すかぁ

◎中国出張のため下記の期間不在となります
６月１５日（火）～１８日（金）
ご注文やお問い合せは、弊社営業の須田までご連絡ください。
宜しくお願い致します｡
※携帯はつながりますが海外への通話になります

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2010年06月03日(木)更新

迷走日本の象徴

まあ、今日はこの話題は避けて通れませんね｡

昨日ニュースを聞いたときの第一印象『辞めること無いでしょう～』

今辞めてど～するの？

１日に帰った温家宝首相は、どう思っているのでしょうか？

私がもし彼の立場なら『２日前のあの話し合いは何だったのか？』と思うと思います｡

そんな我々が普段交わすような話し合いとは違い、外交上では首相が変わろうが

国家の基本方針さえ大きく違わなければ良いのかも知れません｡

でも首相だって人間でしょう？

私だったら『バカにするな！』とちょっとは思います｡

”迷走”と言われがちですが今のこの閉塞感を脱するには相当なエネルギーが必要です｡

高度成長期の頃であれば不景気であっても昨年の政権交代でガラッと

雰囲気が変わることもあったでしょう。

でも今の成熟した我が国、人口的にも少子化で成長性が見込みづらい中での

経済発展は、かなり難しいコトだと思います｡

もう少しミクロで見ていくと我々の商売も非常に難しい時代に有るということです｡

昨晩、弊社でも月初めミーティングがありました。

先月の売上、新商品開発の進行状況などなどを月初めに報告しています｡

メーリングリストなどで私の予定などは日々流していますが５名で

日々忙しくそれぞれに動いているので面と向かって話し合う結構貴重な時間でもあります｡

お陰様で先月は一年ぶりに最低限の売上達成。

つまりそれまでは、ほぼ一年達成できていいませんでした。

喜ばしいことではありますが『ワー良かった＝』と流すわけにはいかないと

今後を含め色々と私の胸の内を話しました｡

弊社はノルマなど課すようなことはしていません。

そもそも製造、営業、事務それぞれがマルチにこなすようにやって来た我が社。

『会議などやる会社にろくな会社はない』と飲みにケーションでフォローしてきた上下関係。

これも右肩上がりの時には大いに有効でした｡

わたしは、今までのやり方を批判しているのではありません。

現に我が社が６０年以上続いている結果があるのですから

そのやり方は、その時に最良の方法だったと思っています｡

ただここ数年結果が出ないということは、いい加減他のやり方に変えていく必要が

あるということなのです。

よくミクロからマクロへと経済学では言いますが、まさにこのような我々

中小零細の模索が国家レベルでも起こっているということです｡

今までの政治の仕組みでは新たな時代は乗り切れない。

アメリカに遠慮をするとか、官僚が私腹を肥やすとか、選挙のために･･･

それが悪いというコトではなく『もうそんな時代じゃ無いでしょう！』というコトなのです｡

基地が無くなったら隣国の友人がミサイルを撃ち込んでくるんですか？

『いやいや日本人は平和ボケしている』

そうかも知れない！そうかも知れないけど！！

あえて先に一歩でも百歩でも譲ってこちらが譲歩する、開放する。

そんな心の広さだったり奥深さを持てるのが実は本来の日本人なのではないでしょうか？

私たち日本人は老若男女、ハサミを貸すときに歯を持って渡します｡

それを見た中国の方が驚いたそうです。

我々にはこういう習慣、概念すらない。下手したら投げて渡す人もいるとか。

一橋の関満博先生のお話しに良く出てきますが中国の最先端の工場に掲げられていた目標に

・ドイツの品質

・中国の価格

・日本のサービス

と書かれていたそうです｡

私たちには、自分たちでは当り前で気づかないことでも他から見れば

素晴らしい可能性をまだまだ持っているはずなのです｡

生地布リブ

お陰様で『めりやす草履』はご好評をいただき、昨日までで残り３足となりました。

感謝！感謝です！！

◎めりやす草履
・購入する
http://shop.atelier-fiore.com/products/list.php?category_id=2
※少し小さめのサイズをお選び下さい
・製造ストーリーを見る
http://www.tsudoism.com/archives/category/zouri

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2010年06月01日(火)更新

最先端に身を置くことの意味

ようやく晴れ間が見れるようになりましたが、今年はかなり雨が多いですし涼しいですね。

もうしばらくすれば梅雨の季節。いつもなら余裕でＴシャツですが昨晩も

帰りは、かなり肌寒く感じ服飾関連はもちろんですが農作物への影響が心配です｡

さて今日から6月。今月は中旬に中国へ行ってきます｡

今回は広州を中心に物流や工場の視察になる予定です｡

「海外とはいいですね」という声も聞こえてきますが、わたしが昨年から

中国に行く理由は、『中小企業の経営者であっても最先端に身を置く』ということからです。

私の頭の中では、中国はもちろん少なくともＡＳＥＡＮに関しては

海外という意識は全くありません｡

つまり出張といっても国内の出張と感覚的には一緒です｡

言い換えれば『国内で元気のある現場を視察する』という意味合いなのです｡

景気の良い頃の海外視察といえば、『遊び半分』というイメージもあるかも知れないが

正直、今のご時世、どこの企業もそんな悠長なことを考えている経営者がいたとしたら

将来は確実に無いと思った方がいいと思います｡

『何かヒントは無いのか？何かマネできることは無いのか？』日本の現場が疲弊する中

そこに私たちが学ぶべきモノはわずかです｡

もちろん技術という意味では大いにあるかもしれませんが新たな市場への

マーケティング、つまり売るための仕組みは、今や他のアジア諸国から学ぶべきものは

大いにあると私は思います｡

秋には、韓国に行く機会もあります。テクノロジー産業が進化し続けている中

繊維産業もまた新たな動きが出来てきています｡

日本のように家電や自動車だけでなく。というところがキーポイントです｡

しかも国土は日本よりも小さい。最近はスポーツ界でもコリアンパワーは、目を見張るばかり

国民性だけでは、片づけられない何かヒントやマネ出来るコトが、そこにもありそうです。

いずれにしてもマスコミやインターネットなどでクロスする情報と

自分が肌で感じる情報を両側面で感じ、自分のビジネスに生かしていく

もしくは、引き出しにしていくことは、我々にとって未来に関わる

重要なポイントになるでしょう。

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