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夢・経営理念

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2009年02月01日(日)更新

【明大生との毎週一問百答】質問第133弾

＜質問＞
経営者のみなさんから見て、みなさんの学生時代と、現在の大学生とは、
どのような面が異なっていますか。
「この能力は昔の学生のほうがすぐれていた」とか
「この能力は今の学生のほうが長けている」といったものがあれば、
教えてください。

（明治大学商学部　松尾英一さん）

長けているかどうかは、その時代背景に大きく左右されるのでは？

私は１９７２年生まれ。いわゆる団塊ジュニア世代。

中学、高校、大学と受験戦争と言われた中で、ようやくたどりついた大学生活。

世は、まさにバブル絶頂期！

先輩たちは内定先から接待旅行で海外に連れて行ってもらったりと

バラ色の人生が待っているかに思われた・・・

思われた・・・が！！！！

待っていたのは 大氷河期時代！

私と同期の女の子たちは短大と四年生大に進んだ子では就職先が大違いだった。

２年前なら大手金融機関ですら就職できていたのに・・・

４年生大卒の子たちは面接まで行ければいい方。

そのほとんどが適性検査などでほぼ門前払いという状況だった。

たった２年差が就活に大きく影響した世代でもある。

そんな失われた１０年、いや１５年が始まろうとした頃に

私たちは社会へ送り込まれた。

以前、同世代のお客様がこんなことを言っていた。

『俺達の世代は、本当に美味しい思いをしていない！

受験戦争で友達とろくすっぽ遊べなかったし

ようやく大学に入ってもバブルを目の前にただ指をくわえて見ているだけ

就職も思うように出来ず転職の繰り返し、本当にツイテいない世代だ』

おっしゃる通りだと私も思った。

でも人が多いせいか仲間がいつも周りにて何となく人に対する

情のようなものをお互いが持っている世代だと思える。

今のようにインターネットが普及しているわけでもなく

情報も極めて狭い世界だった。

だからこそかもしれないが自分で見聞きすることで確かめてきた

そこには人と人との接点が有るように思う。

もちろん今の世代もそれを大いに利用することで見聞を広げ

様々なことに取り組んでいる素晴らしい人たちもいる。

ただ安易にそのことを情報として知ることが出来てしまうことに

人と人との接点が薄くなりがちではないか？

再び始まろうとしている氷河期

乗り越えるキーポイントは、そんなデジタルだけの情報じゃない

デジタルとアナログの融合で生まれる新しい何か！

う～ん・・・

デジログ？？

適当に考えてみたが、私にもはっきりとは未だ分からない。

分かっているのは、今までの常識にとらわれないまったく新しい感覚で

人と人とが暖かくつながれる何かではないだろうか？

◎オススメ本

この本はモニターとして出版前に読ませていただきました。

日本人男性としてはちょっと照れ臭いく自分に照らし合わせると・・・

ただ真実の話だと言うことに大変こころ動かされるし

これからの夫婦感の一つの目印になるような気がしました。

結婚を考えている人も、結婚して数年経った人にも

夫婦で是非読んでいただきたい本です。

『君に贈る最後の手紙』
著者：リチャード・カールソン
クリスティーン・カールソン
ISBN：978-4-534-04505-8
日本実業出版社定価：1,050円（税込）
http://www.njg.co.jp/letter/letter_top.html

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【NEXT30 GROUP】布（生地）でつながるニットワーク！
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2009年01月31日(土)更新

企業の大晦日？

昨日と今日、対外的にはお休みをいただき

全社員で決算棚卸しをさせていただいています。

弊社の定番在庫商品は４３００アイテムほど

布（ニット生地）は商品のように１個、２個と簡単に数えられるものではなく

ｍを計らなくてはなりません。

本来なら毎月棚卸しをしたいところですが全社員でやっても２日掛かります。

将来もうちょっと従業員が増えたら半年に一度、３ヶ月に一度、毎月・・・

もちろん在庫はコンピュータ管理していますが１ｍ単位販売のため

切れ端が使えなかったりキズがでたりで表示よりも多少誤差が出ます。

１年間やればそれなりに微妙な誤差も大きな誤差になります。

特に出が良い商品は顕著です。

そんなことを日々考えながら明日２月１日からは弊社の

新しい期のスタートです。

今期も色々やりたいことがてんこ盛りですが年頭にお話ししたように

とにかく数字にこだわる！

年にしますので、その要素を含む改善を最優先に進んできます。

今日は企業にとっては大晦日、明日は新年のようなモノですね！

写真は中小企業庁からの数字。

日本の企業の中小企業の実に

９９．７％

は中小企業です！

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2009年01月28日(水)更新

今だからこそ聞きたかった！藻谷浩介論

私が一年通ったフロンティアすみだ塾では

毎月一回講師の方をお呼びして講義が行われる。

その中で私の経済観念を根底から変えて下さった方がいる。

日本政策投資銀行の藻谷浩介氏だ。

当時、本すら読まない私のもっぱらの情報源はメディア。

その裏側にある真実に裏付けされた本当の数字。

藻谷氏は、こういう。

『メディアが嘘をついているとは言わない。ただ本質を見極める数字力を養うのが重要！』

２００６年、０７年いずれも９月に藻谷氏の講義を聞いている。

http://plaza.rakuten.co.jp/ktsudoi/diary/200709090000/

当時から藻谷氏は「景気云々の話は人口の増減でつじつまが合う」と言っていた。

普通の経済学という学問の感覚から行けばちょっと別の次元かもしれない。

ただ、私にとっては、この藻谷氏の論理は妙にはまりがよかった。

この未曾有の経済状況。

新年より書いているが私は、いささか過剰反応な世相に逆に危機感を持った。

『１００年に一度の経済危機』『７年は浮上できない』・・・

本質は何なのか？

そもそも半年、一年前の『史上最高益』というものそのものの裏側は何だったのか？

詳しくは藻谷氏の『実測!ニッポンの地域力』を読んでいただきたい。

とにもかくにも、今回の状況を冷静に受け止められたことだけでも

私は、藻谷氏にとても感謝している。

そんな正月休み明けに藻谷氏より寒中見舞いをいただいた。

私の心の中でフツフツした思いがこみ上げてきた。

今だからこそもう一度聴きたい！

早速、藻谷氏にメールを送り近日中にご講演がないか確認したところ

偶然にも近々東京で行うことが分かった。

藻谷氏は日に２度の講演を毎日のようにこなしている。

それも全国だ。東京での講演は逆に珍しいくらい。

当日も午前中東京で午後から鹿児島だとか・・・

藻谷氏のご好意でオブザーバーとして急遽ご講演を聴くことが出来た。

話は少しそれるが、その日の講演は、銀行系の若手社員向けだった。

まさに今、荒波にさらされている方々。どれだけの意欲を持って聴いているかと

後から見ていたが、なんとも覇気を感じない。

すみだ塾ではノリノリに５時間近い講義をこなす藻谷氏も

さすがに、２時間ほどだが覇気を促しエキサイトしていた。

若いから静かだったのか？

それにしても危機感のかけらも彼らから感じない。

藻谷氏の講演は素晴らしかった。

色々と確認出来たこと、新たな見解を知ることができたこと、それぞれに大収穫。

金融という職種が、これからも経済をリードしていくとしたら

彼らには、融資される側の立場に立って

もっとアンテナを張って進んでいってもらいたい。

でなければ、今後も金融主導の経済構造すら疑問を持ち続けなければならくなる。

◎藻谷浩介
日本政策投資銀行地域企画部参事役
著書『実測!ニッポンの地域力』など

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2009年01月24日(土)更新

【明大生との毎週一問百答】質問第132弾

＜質問＞
経営者として、「いま、成長している」と思うときって、どんなときでしょうか。
(明治大学商学部松井翔さん)

正直最近は、落ち込み気味です (*_*)

新年、心も新たにと思っていましたが、クレーム連発 （－－；）

成長と言うよりは退化というべきでしょうか？（笑）

う～ん

どんなときかな～

・・・

強いて言えば今回の金融危機でも以前に比べて

自分なりの見解をもてるようになったことでしょうか？

ただ絶対の自信が有るわけではありません

何となくそう思えるようになったということを感じるときでしょうか？

これは色々な方々と出会って色々な考え方を学んだここ数年のお陰様です

そのことが日々の決めごとに影響していると思います

成長していると感じるのは私にとってはちょっと難しいかな？

人に言われて初めて気づくことが多いです

イタリアのスーパーで見かけたパックの寿司

何で『ＭＩＴＯ』何だ？？？

ひかえおろう＝

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2009年01月21日(水)更新

オバマ大統領の演説を聴いていて

最近、以前読んだ天野敦之さんの『君を幸せにする会社』について思い出す

このご時世、企業を維持するためにコストの削減や経費節減をしなければならない

そのことで雇用調整や仕入れ先への無理な単価協力も必要なのかもしれない

ただ経営者が安易にそれを行うことはとても危険だ

数字、結果がすべての資本主義経済

確かに企業が倒産すればすべてが元も子もなくなる

利益は、お客様が満足する対価としてもらえるもの

だれかに何かを負担させて生み出すこととは違う

というメッセージがこの天野さんの本には書かれているような気がする

このような時代に 理想論

そんな生ぬるいことを言っていたら会社が潰れるぞ！

と先人たちの声が聞こえてきそうだ

たしかに彼らから見れば生ぬるいかもしれない

オバマ新大統領の演説で

「先祖が払ってきた犠牲に心を留めながら、ここに立っている」

という言葉があった

もちろん先人たちの素晴らしさは理解している

しかし劇的に物事を変えるには、時にその意志に反することも必要だろう

私は、どうしても理想論とは思えない

おかしいと思うことは、素直におかしいと感じること

自分を素直に感じること

その感覚が時代にマッチしていれば必然的に進んでいけるのかもしれない

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2008年10月30日(木)更新

【明大生との毎週一問百答】質問第122弾

この経営者ブログでは毎週、大学生から経営者に向けてさまざまな疑問がぶつけられます。
内容によっては参考にならない場合もあるので答えられるときにお答えしています。
今週は以下の通りでした。

＜質問＞
部下の方とはプライベートでも親しいのでしょうか。
あまり親しくなると、仲たがいなどした場合に、プライベートの関係が
仕事にも影響を及ぼしてしまう場合があるのでは、と危惧します。
そうした仕事とプライベートの“けじめ”についてはどのように線引きされていらっしゃいますか。

（明治大学商学部3年　松尾英一さん）

＜意見＞
弊社は９名という小さな所帯です。
中でも現場は５名ほど部下といえばその内３名。
一人は実弟、他の二人は親族ではありませんが彼らもまた兄弟で弊社に２０年以上務めてもらっています。
さらに残り一名の上司は私の母の弟。叔父さんです。

かなりバリバリの同族+兄弟会社見たいなものですが(笑)
その中で正直プライベートも何もないというところが本当のところですかね。

弊社は基本的には元来会議がありません。
そのかわり世間で言う「ノミニケーション」はチョコチョコやっています。

ほぼ毎日、就業後はドリンクタイムです。
ビール片手に残業も良し、ビール片手にインターネットも良し。

その内、ひと段落すると「あーでもない」「こーでもない」と始まります。
話題はニュースやスポーツ、芸能なのどいわいる世間話がほとんどですが
私的には、そこに「新商品のアイデア」であったり「社内の改善点」などをさりげなく盛り込みます。

お酒の勢いもあってか意外に色々と話が飛び交います。これはとてもよい事。
しかし落とし穴もあります。夢覚めればではありませんが、せっかく話し合ったことも
やはり実際に生かさなくては意味がありません。

酒の席ではよくある話ですがそのときは盛り上がるのですが翌日からは何もなかったようではダメです。
まあそれを落とし込んで行くのが私たち経営者の仕事の一つかな？と最近考えています。

だいぶ話がそれましたが今回の私の意見は

プライベートの境がないので分かりませ~ん

と言うことになりますかね？ (^^ゞ

というか家に帰ってからのプライベートの付き合いはほとんどないので何かそのことでの
危惧は可能性的にはかなり低いですね。

もしくは、就業後飲みに行ったりなどをプライベートととらえるなら本当に線引きがない状態です。
僕も含めほとんどが自転車通勤なので一緒に途中まで帰ります。
その途中で「飲みに行こうか！」もあるし「飲みに行きましょうか！」もあります。

要は部下側の気持ち次第ですね。
そのような問題起こすような人とはもともと深く付き合わないと思いますしね。

あまり参考にならない答えで

ごめんなさ＝い _(_^_)_

◎〆にいかが？ギョエ＝＝＝ついに缶カレーうどん登場！