金城利憲さん＠燃える人

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熱き後継者たち
金城利憲さん＠燃える人

投稿日時：2009/09/19(土) 06:00

先日の地域産業おこしに燃える人の最初のセミナーの講師は、金城利憲さんでした。

単身、上京し日雇いなどでご苦労された中、手に職をと考えて精肉の世界へ飛び込んだ金城さん。

場面場面で、その前向きな姿勢と何より努力する日々が、先輩方に可愛がられ

たくさんの出会いが生まれたそうです｡

その後、独立。焼肉店を始めますが、最初からうまくいった訳では無かったようです。

それでも月一の半額デーやチラシ配りなど、この時も努力で活路を見いだします｡

長年の経験で肉を見る目にはもちろん自信があり流通も知り尽くしていることから

美味しい肉を安く提供できることに必ず商機があるという信念がおありだったようです｡

結果、「焼肉の金城」として大阪で大成功したのです。

その後、故郷の石垣で「ゆいま～る牧場」を設立。

もともと仔牛を育て全国の名高い生産地に送り込んでいた実績のある石垣で

肉牛として精肉までやって卸すという試みを始めます｡

その中のお話しで石垣に焼肉店を作った当時のお話しでしたが

島では焼き肉を食べたことがない人が普通にいらっしゃったそうで

いわゆる霜降りみたいな柔らかい肉が高級で美味しいという基準すらなかったとか

また、開店当時テーブルまで肉を運んでも誰も手を付けようとしないそうです｡

『どうぞ焼いて食べてみて下さい』と声をかけると『わしらが焼くのかい？』という答えまで･･･

しかし、今では大盛況、観光客にも評判になり石垣牛は、隠れたブランド牛として注目されます。

そして何よりもこの石垣牛が世界の注目を浴びたのが２０００年の沖縄サミットの時。

晩餐会で各国の主賓からも高い評価をいただき。一躍、高級和牛として取り上げられたのです。

この時も金城さんの努力がありました｡

様々な方面から晩餐会のメニューに取り入れて貰えるよう努力を重ねたと言います。

現在では、あのマイクロソフトのビルゲイツ氏にも献上。

牛だけにとどまらずアグーというブランドで養豚も開始｡

国内だけでなく香港などにも出荷し高い評価を得ているようです｡

お金になるまで年数がかかる酪農に対する融資の問題や農業政策の問題など

まだまだ立ちふさがる問題はたくさん有るようですが今後も石垣の発展のために

さらなる努力をしていくとおっしゃられた金城さん。

燃える人の先頭バッターとしてとてもインパクトのあるお話しとキャラクターでした｡

私が好きだった力士、千代の富士の若い頃に良く似てるなぁ～と勝手に思ってしまいました。

最後に懇親会で振る舞われた石垣牛のローストビーフ

言うまでもなく旨い！ 旨すぎる！

その肉汁と甘みが クゥ＝ たまらないです

改めましたありがとうございました｡そしてご馳走様でした。 _(_^_)_

ゆいま～る牧場
代表者　金城利憲氏
所在地／石垣市字白保１０５７
ＴＥＬ／090-1134-4129
http://www.rakuten.ne.jp/gold/upperlife/freshmeat.html

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