小高莫大小工業株式会社

ももんじ屋（ももんじや）またはももんじい屋とは、江戸時代の江戸近郊農村において
農民が鉄砲などで捕獲した農害獣の猪や鹿を利根川を利用して江戸へ運び
その他犬や猿、牛、馬など牛肉、馬肉等を肉食させたり、売っていた店のこと。
表向きは肉食忌避があったから、これらを「薬喰い」と呼んだ。
猪肉を山鯨（やまくじら）、鹿肉を紅葉（もみじ）などと称した。
江戸では両国広小路、あるいは麹町にあった店が有名であった。
獣肉を鍋物にしたり、鉄板で焼いたりし食べていたようで、近代のすき焼きや桜鍋の源流と言える。
幕末には豚肉（猪肉）食が流行し、これを好んだ15代将軍・徳川慶喜は「豚将軍」
「豚一殿」とあだ名された。これら肉食文化は明治初期の牛鍋の人気につながっていった。
百獣屋の字をあてて「ももんじや」としているが、一方で関東地方で妖怪を
意味する児童語のモモンジイに由来しており、江戸時代には尾のある獣や
毛深い獣が嫌われてモモンジイと呼ばれたことから、それらの肉を扱う店も
「ももんじ屋」と呼ばれるようになったという説がある。
Wikiより



子供のころから両国橋のたもとにあるこの『もゝんじや』（ももんじや）さん

しかしこの時まで実は、お邪魔したことが無く機会があれば是非にと思っていました。



今回、同じ両国の銘店で安政元年創業の中田屋茶舗さん若女将に誘っていただき

念願かなってお邪魔することになりました。



コースも有るのですがオススメを何品か頼みに猪鍋にということで



付け出しの猪肉の煮込みは、味がしみていて噛めば噛むほど美味しい



鹿刺身は、独特の甘さが特徴

そしてお待ちかねの猪鍋に



「２０分ほどよく煮て下さい」とのことでちょっと早めに火を付けて

つまみをいただきながら煮えるのを待ちます



イイ感じに煮えてきました！




それでは いただきま～す！





おお～ おいしい～


すき焼き風のたれで煮込んでいるので、そのままいただけますが豚でもない馬でもない

つまりほどよい脂加減とさっぱり感がミックスした感じでとても美味しい！



仕上げにはうどんを入れて



これまたたまりません～



一年を通して食べられるとのことですがやはり猟が解禁になるあきからが美味しいとか

価格もコースなら6500円程から忘年会、新年会にもいいのではと思いました。

しかし、考えてみれば墨田にはこの両国で猪（もゝんじや）、どぜう（桔梗家）

森下で馬（みの家）と江戸の風情を味わえるお店が結構あるんですよねぇ～

美味しかった～






◎もゝんじや
東京都墨田区両国1-10-2
TEL 03-3631-5596
営業時間 17:00～21:00(L.O.20:45)
定休日 日曜日




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